僕の大事にしてる価値観
ぼくの大事にしてる価値観は、
「かっこいいほうを選ぶ。」だ。
ちょっと前まで、「迷ったら苦しい方を選ぶ」やったけど、最近これに変わった。
価値観の背景というか、なんで大事にするよになったのか語ってみる。
今まで、人生の岐路というか、挑戦するか諦めるか決断するタイミングが何回もあった。
一番大きかったのは高校と大学受験。
どっちも、第一志望は直前の夏になってもF判定。確率は大体15%ぐらい。
早く下げろって、先生にも親にも言われた。でも、「受けます」って言い続けた。
正直、全く確証はなかった。
「受かったらばりかっこええやん。」この妄想だけで、頑張ることを決めた。
そっから、死ぬほど頑張った。
半年間、9時から23時までの勉強を一日たりとも休まずやった。
何回も泣いたし、よくわからん頭痛にも悩まされた。
それでも「かっこいいから」これだけを根拠に頑張った。
結果、両方とも合格。
さいっっっっっこうに気持ちよかった。自分にかっこいいなって心の底から思えた。
そこが一番の原体験やし、がんばってよかったなって本気で思う。
あの経験で、根拠のない自信からちょっと根拠のある自信に変えることができた。
それから、大学生になっても迷う瞬間はいっぱいあった。見逃そうと思えば余裕で見逃せた。
その経験があるから、でも一回も逃げなかった。その度に向き合ってきた。
かっこいいを叶えた時の快感に勝るものは未だない。
あとは、そんなに大きくなくても日常の中でも決断するタイミングはいっぱいある。
ゴミがポイ捨てされてたり、セミが道路の真ん中に落ちてたり。
余裕で見逃せんねんけど、なんかかっこいいからとりあえず拾うし、草むらにおいてあげる。
「なんか起きる」→「かっこいいからやるか」
この感覚でやってる。
あといいのって、このかっこいいには他人の評価が入ってないこと。
自分がかっこいいと思ったらやる。自分の評価しか入ってない。
完全に自分流の価値観やから、正しいかどうかはわからん。
でもその判断基準で後悔したことはないから、現時点では正しい。素晴らしい。
とはいえ、まだまだ迷う瞬間ってのはあるし、自分にダサって幻滅する瞬間もいっぱいある。
だから、この先、何十年も経った頃には息をするようにナチュラルに、自然に、かっこいいことができる人間になってたい。
日々かっこいい自分に向けて頑張る。これが本質ナルシスト。