読書アウトプット【人生の地図】

今日はこの本を読んでみた。人生の地図。本の趣旨としては自由に、自分の好きなように、人生という名の旅を楽しむための言葉&写真集らしい。

僕の中での自己啓発書のイメージだが、若者は今のうちにこれをやれとかこれをやれば将来の選択の選択肢が広がるとかの具体的な手段が書かれていることが多い。
でも、この本では視覚的かつ端的に人生の概念的な部分を教えてくれる。自由でもいいんだよって教えてくれる気がして心にゆとりを持たせてくれる本。

今回は二つの言葉が気になったからそれをメモしておこうと思う。

一つ目はこれ。

「まず、たくさんのものを見て、たくさんの人に出会い、やりたい仕事を見つけること。そして、その仕事に熱中し、専門的な技術と知識を徹底的に身につけること。あとは、身につけた知識と技術をいかして、誰かの役に立つこと。やりたいことで、メシをくうために。難しいことは何もない。シンプルに、やるべきことは、それだけだ。」
これは、何でメシを食うかという章での言葉だ。

この言葉は僕が大学生活を通じて、何冊も自己啓発書や話を聞いて学んだことを短くまとめてくれた言葉だと感じる。大学入学当初、コロナで友達もできないし学校にすら通えない。でも、やれ勉強だの、やれ就活だのじわじわと迫ってくる人生の岐路が気になってしょうがなかった。思ってた大学生活と違いすぎて呆然とする中でそんな壁が迫ってくるのがしんどかった。今まである程度人生のレール上にあるゴールをクリアしていけばよかっただけなのに、突然自分でゴールを探せと言われた気がして困惑していた。

そんな中ある言葉に出会った。それは、とにかく手と足を動かせ。動かせば答えは見つかるという言葉だ。そこから、じっとしていてはいけない。このままだとどのレールからも脱線してしまう。と思いとにかくたくさんの仕事を見てみようと思った。そして、居酒屋から婚活の司会、さらに孤独死後の現場での遺産整理など普通であれば避けたいであろう仕事までやってきた。でも、やってるうちにいろいろな人の価値観、環境に触れることにできて少しずつ自分の好きなことやどういう人生を過ごしたいかについての価値観が確立されていくのを感じた。

そして、今その人生を実現し、誰かの役に立つために日々勉強させてもらってる。今振り返って思うのは、あのときひたすら動いてなかったらもう手遅れになってたと感じる。今からインターンを始めるにしてもテレアポに引っかかっちゃうやろうし、少なくともGOODLIFEに辿り着いてた可能性はめっちゃ低いと思う。そう考えると怖くなるし、未来のために今も動き続けんとあかんって思う。

そして、二つ目はこれだ。

自分のルールがあるように、他人にもルールがある。壊すことなく、壊されることなく、共に生きよう。
自分らしく生きろと言われるが、これを履き違えて他人の価値観を踏み倒してもいいんやって考えてる人をたまに見る。でも、それってエゴイストでしかなくて仲間内だけでやればいいものやと思う。
ほんまに大事なのは、ただ自分の意見を押しつけるんじゃなくて相手の価値観を尊重した上で主張すること。要は自分の価値観と相手の価値観のすり合わせ。それが、自己主張のあり方やと思うしその方が性格面でも仕事面でも成長するって思う。
そんなことゆうてるけど、最近気づいたことで今まで自分の意見を押し付けがちやった自分にとっては矯正していくのにめっちゃ時間かかるなって思う。

やから、日頃からみんなの意見を聞いてから自己主張することを意識してるし、自分の意見を押し通す考え方から、お互いの妥協点を探す考え方に直していってる。
ただ、間違ってることは間違ってるっていうしそこは全く妥協したくない。

以上がこの本を読んで思ったこと。

 

でも、昨日ポロさんから緊急ニュースがあって、それは日本の円安が進行してるってこと。今まで自分のことに必死で社会全体がどうなってんのかを考えてなかった。
そんな状況しらんてーーー。コロナで誤魔化さんとってやゆうて。やから、そんな悠長には考えてられへん。一刻も早く来る嵐に備えて自分を固めて行かなあかん。でも焦りすぎてもミスる。めちゃむずやけど動くしかない。考えて考えて考え抜いて手と足を動かす。これからはちゃんとニュースもチェックしていこうっておもった。自分から情報掴んでいかな。

まあそんな感じでまた明日から仕事も学校も始まる。来たる危機に備えてみんなで緊急会議や。